意図せずブログにロックが掛かり
訪れる人全員がIDとパスワードを
要求されるようになってしまった
このような悩みを解決する記事となっています。
こんにちは。
ぽちぽち(pochi14_com)です。
2021年7月にWordPressのテーマを
CocoonからSWELLに変更しました。
その際にスムーズに行かず
3つの問題を引き起こしてしまいました。
まとめ記事はこちら
>>>WordPressでテーマ変更した際の3つの失敗と解決方法まとめ
そのうちの2ndエピソード
ブログにアクセス制限がかかり
ユーザー名とパスワードを要求される
という状態について
経過と解決策を書いていきます。
- サブドメインで作ったバックアップサイトをメインサイトに移行
- ディレクトリアクセス制限の設定も引き継いでしまった
- ディレクトリアクセス制限にはBASIC認証が使われている
- BASIC認証は.htaccessファイル内で設定されている
- .htaccessのBASIC認証記述を消去することで解決
素人が調べて進めたので
定義や述語に間違いが
あるかもしれません。
また最適な方法ではない
可能性があります。
自己責任でお願いします
ロックがかかりアクセスできなくなる
1stエピソード
を乗り越えて
メインサイトにバックアップサイトを
復元することができました。
しかし次に立ちはだかったのは
ユーザー名とパスワード要求の壁
![BASIC認証](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/08/10af6f330f31d960b5c142c8fc26f775-800x402.png)
![](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/07/e65bf05d91943fd75d30a5272ff04c35-1.png)
管理者だから求められているんだな
と思っていたのですが対象が
もれなく全員
ブログの管理者だけでなく
読みに来てくれる方にも
求められていることが発覚して
再び頭が真っ白に。
ディレクトリアクセス制限の引き継ぎが原因
バックアップサイトで設定した
ディレクトリアクセス制限を
引き継いだ
ことが原因のようだとあたりがつきました。
ディレクトリアクセス制限とは
カンタンにまとめると
です。
バックアップサイトを作成したときに
「似たようなサイトがあるぞ」と
とみなされないように
レンタルサーバー上で設定していました。
ディレクトリアクセス制限はBASIC認証が使われている
レンタルサーバーで設定した
ディレクトリアクセス制限は
BASIC認証と呼ばれるものが
使われていることがわかりました。
BASIC認証とは、特定のディレクトリに設定をすることでIDとパスワードがなければそのディレクトリ以下のコンテンツを閲覧できなくすることができる機能です。BASIC=基本という意味なので、基本認証とも呼ばれています。
引用:Norton
BASIC認証の解除は.htaccessから
このBASIC認証を
解除していく方法について
解説していきます。
最初に結論です。
- .htaccessファイル内のBASIC認証記述を削除する
.htaccessの設定内に存在
BASIC認証は
.htaccess
(ドット・エイチ・ティー・アクセス)
と呼ばれるテキストファイルの中で
設定されています。
.htaccessとはWebサーバーの基本的な動作を、ディレクトリ単位で制御するためのファイルです。
引用:カゴヤのサーバー研究室
なので
.htaccessファイル内にある
BASIC認証の記述を削除することで
ディレクトリアクセス制限を
解除することができました。
BASIC認証記述の削除手順
.htaccessファイルの記述変更方法は
2つあると思われます。
①サーバー内にあるファイルを上書き
②レンタルサーバー内で記述変更
僕が利用しているConoHa WINGは
②の方法が可能だったので
こちらから変更しました。
“
![Conoha WINGログイン画面](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/08/e574cfccedc87b1206841f3f76f3bcb0-800x674.png)
“
ConoHa WINGに向かう
メールアドレス、パスワードを入力
[ログイン]をクリック
“
![Conoha WINGログイン後画面](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/08/8afb2c1c71371837926d8763f57389ea-1.png)
“
①[サイト管理]を選択
②制限解除したいサイト名か確認
③[サイト設定]を選択
“
![Conoha WING応用設定](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/08/3d0b9532ea38bf79e51d740a9c7fe465-800x466.png)
“
④[応用設定]を選択
⑤[.htaccess設定]を選択
赤四角内がBASIC認証の記述
念の為、削除前に.htaccessの記述すべてを
メモなどにコピーしておくことをオススメします
“
![Conoha WING.htaccess設定](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/08/5e8d903e7c9032e15c0877ffbaac9d6c-800x315.png)
“
⑥編集ボタンを選択
⑦BASIC認証の記述部分を削除
AuthType Basic
AuthName “Restricted Page”
Require valid-user
AuthUserFile (フルパスと呼ばれるファイルやフォルダの場所).htpasswd
⑧[保存]をクリック
僕はこれでディレクトリアクセス制限を
解除することができました。
まとめ
意図せずブログにアクセス制限が
かかってしまったときの原因と
解決策をまとめました。
- ディレクトリアクセス制限にはBASIC認証が使われている
- BASIC認証は.htaccessファイル内で設定されている
- .htaccessのBASIC認証記述を消去することで解決
予期せぬアクシデントが起こったときは
尋常じゃないくらい焦りますが
そんなときにこそひと呼吸おいて
進めてもらえたらと思います。
他の失敗についてもまとめた記事です。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
![署名](https://pochipochi14.com/wp-content/uploads/2021/01/cb031ffc5003ac21b97ba017a449df0f-800x228.png)
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